年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	-	29	36	31	73	228	520	763	381

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	93	34.94	20.92	9.68	87.56
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病なし	82	29.06		3.66	85.62
050130xx99000x	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	60	32.23		13.33	88.2
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	34	10.35		5.88	83.85
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）　手術・処置等２なし	33	37.48		6.06	83.67

　当院の患者さんは高齢の方が多いため、高齢の方がかかりやすい疾患が上位となっており、誤嚥性肺炎が最も多く、次いで腎臓または尿路の感染症となっています。誤嚥性肺炎やその原因となる摂食嚥下機能の低下について院内でチームを組んで研究に努め、患者さんにあった質の高い安全な医療の提供に努めています。ほかにも大腸ポリープ切除、心不全、胆管炎、脳梗塞の治療も行なっています。
　高齢の方の入院では、治療目的となった疾患のほかに基礎疾患がある場合が多く、入院中に基礎疾患の治療も行うため在院日数が全国平均より長くなりやすい傾向にあります。当院では急性期での治療が安定しましたら、必要により回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟で治療を継続し、在宅復帰に向けての退院支援を行なっています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	5.71	-	-
150070x0xx01xx	川崎病（2歳以上）　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	-	-	10.37	-	-
161060xx99x0xx	詳細不明の損傷等　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	3.27	-	-

　小児科で最も多かったのは肺炎です。成人に比べ小児は細菌やウイルスに対する抵抗力が弱いですが、一般的に早期に治療を行えば、比較的短期間での退院が可能といえます。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	27	6.56	4.96	64.74
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	16	20.88	15.30	76.31
060020xx99x30x	胃の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２３あり　定義副傷病なし	14	2.43	6.70	72.86
060150xx03xxxx	虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	13	5.08	5.49	42.85
060020xx02x00x	胃の悪性腫瘍　胃切除術　悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	12	25	16.49	76.25

　鼠径ヘルニアによる入院が最も多く、次いで結腸の悪性腫瘍、胃の悪性腫瘍となっています。当院では傷口が小さく体への負担が少ないとされる腹腔鏡下での手術を積極的に行なっています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	-	-	26.30	-	-
160800xx99xx0x	股関節・大腿近位の骨折　手術なし　定義副傷病なし	-	-	14.45	-	-
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病なし	-	-	19.61	-	-
071030xx99xxxx	その他の筋骨格系・結合組織の疾患　手術なし	-	-	9.58	-	-
160660xxxx0x0x	皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	-	-	9.61	-	-

　大腿骨頚部（足の付け根)骨折による入院が最も多いです。当院の平均在院日数が全国と比較し長いのは回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟など、急性期病床以外の病棟での在院日数を含むためです。
　※他の診療科でも見られる当院と全国平均との平均在院日数の差の理由として、ひとつにはこのことがあげられます。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	219	2.03	2.84	0	78.42
020250xx97xxxx	結膜の障害　手術あり	-	-	3.37	-	-
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼	-	-	5.39	-	-
020150xx99xxxx	斜視（外傷性・癒着性を除く。）　手術なし	-	-	10.00	-	-
020280xx99xxxx	角膜の障害　手術なし	-	-	14.74	-	-

　白内障の治療を目的とした入院を多く受入れています。当院では、手術当日から術後管理のため翌日まで、計2日での治療を実施しています。

リハビリテーション科

DPCコード	DPC名称	平均在院日数（全国）
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病なし	19.61
160800xx99xx0x	股関節・大腿近位の骨折　手術なし　定義副傷病なし	14.45
010069xx97x00x	脳卒中の続発症　手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	11.61
050130xx99000x	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	17.66
100071xx99x010	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病あり　85歳未満	12.41

　治療後の身体機能、生活活動能力の獲得、維持を目的としたリハビリテーションを必要とする疾患での入院が多くなっています。
　当院の平均在院日数が全国と比較し長いのは、急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟の在院日数を含むためです。
在宅復帰に向けてリハビリ治療に取り組んでいます。
※他の診療科でも見られる当院と全国平均との平均在院日数の差の理由として、ひとつにはこのことがあげられます。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり　定義副傷病なし	18	2	2.53	0	75.44
110070xx02020x	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１なし　手術・処置等２２あり　定義副傷病なし	11	6.91	7.40	0	80.18
11012xxx020x0x	上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	-	-	5.62	-	-
110070xx99x20x	膀胱腫瘍　手術なし　手術・処置等２２あり　定義副傷病なし	-	-	10.97	-	-
11001xxx01x0xx	腎腫瘍　腎（尿管）悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	-	-	11.50	-	-

　泌尿器科では前立腺肥大症等の治療患者さんが多く、次いで膀胱悪性腫瘍、上部尿路疾患の方が治療を受けられました

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	16	-	-	36	-	-	1	7,8
大腸癌	-	13	20	19	-	-	1	7,8
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	8
肺癌	-	-	-	-	-	-	1	7,8
肝癌	-	-	-	-	-	21	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	88	23.24	83.3
重症	17	30.47	87.76
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	59	53.32	83.42	8.22
その他	14	66.43	81.21	1.37

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	30	60.93	35.73	66.67	84.07
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	29	2.76	8.97	3.45	86.83
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	25	4.56	3.96	8	71.2
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	20	1.15	9.25	10	82.1
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	15	7.47	17.6	0	86.2

　中心静脈注射用植込型カテーテル設置が最も多くなっています。次に内視鏡的胆道ステント留置術、内視鏡的結腸ポリープ切除術が多くなっています。内視鏡を用い行なう手術が多くなっています。切除したポリープを検査し、早期癌の発見・治療に役立てます。また、胆道系の疾患に対し緊急での内視鏡的手術を行なっているのが当院の特徴です。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	26	1.23	4.42	0	65.23
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	17	1.47	5.88	0	69.59
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	17	4.65	21.18	0	75.41
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	12	0.92	3.33	0	43.58
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	-	-	-	-	-

傷口が小さく体への負担が少ないとされる腹腔鏡下での手術（ヘルニア、胆嚢・腸、虫垂炎切除術など）を積極的に行なっています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）	-	-	-	-	-
K0811	人工骨頭挿入術（股）	-	-	-	-	-
K0453	骨折経皮的鋼線刺入固定術（手）	-	-	-	-	-
K0462	骨折観血的手術（手舟状骨）	-	-	-	-	-
K037-2	アキレス腱断裂手術	-	-	-	-	-

　高齢の方に対しての大腿骨、股関節、手の骨折に対する手術が上位を占めています。高齢の方の階段や滑りやすい箇所における転倒によるものが多く、骨粗鬆症がベースとなったことが想定されます。また、大腿骨頚部骨折でも、手術を行うことにより寝たきりを防いだり、感染症の予防を図ることができます。
　手術後、早期にリハビリテーションを実施し、急性期の状態が落ち着いたところで回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟にて治療を継続しながら退院に向けての調整をあわせて行なっています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	222	0.03	1.04	0	78.38
K224	翼状片手術（弁の移植を要する）	-	-	-	-	-
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（縫着レンズ挿入）	-	-	-	-	-

　白内障の治療を目的とした入院を多く受入れています。当院では、手術当日から術後管理のため翌日まで計2日の治療を実施しています。

リハビリテーション科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-

　当院では、急性期病棟で治療を受けた後、回復期リハビリテーション病棟に転院されリハビリが中心になった方は、このリハビリテーション科の表に反映されています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	13	1	4.77	0	78
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	-	-	-	-	-
K773	腎（尿管）悪性腫瘍手術	-	-	-	-	-
K771	経皮的腎嚢胞穿刺術	-	-	-	-	-
K785	経尿道的腎盂尿管腫瘍摘出術	-	-	-	-	-

　最も多かったのは膀胱悪性腫瘍切除術で、次いで経尿道的尿路結石除去術、腎（尿管）悪性腫瘍手術等を行なっています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	32	1.55
180010	敗血症	異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成30年度 南砺市民病院 病院指標

平成30年度南砺市民病院病院指標