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初期研修医募集!

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総合診療医研修のご案内

南砺市民病院 総合診療医研修プログラム抜粋版

概要

南砺市民病院は、電子カルテによる密度の濃いチーム医療を実践し、自治体立病院として富山県内で最初に日本医療機能評価機構の認定を受け、全国で初めての自治体立DPC適用病院になるなど、地域に必要な急性期医療を提供しながら、在宅医療や福祉・保健との連携にも積極的に取り組んでいます。地域医療分野では、これまで在宅介護支援センターや訪問看護ステーションなどを立ち上げ、訪問リハビリテーションや治療食宅配を始め多様なサービスを展開してきましたが、平成15年には、総合リハビリテーション施設と回復期リハビリテーション病棟を増築しました。こうした基盤の上で、地域リハビリテーション広域支援センターとして多くのモデル事業に参画しながら、周辺の民間施設も巻き込んだ活動を行い、地域医療・福祉の新しい文化を醸成しつつあります。

当院では、こうした富山県下でも最良と目される地域医療現場で、総合診療医を育成するプログラムに取り組むことになりました。富山県立中央病院や大学医学部附属病院とも連携した内容となっていますので、総合診療医を目指すには最適の環境であると確信します。

募集要項は下記のとおりです。

※ このプログラムは、いわゆる「後期研修」「専門研修」のプログラムに相当するものです。
また、「富山型地域医療医師育成プログラム」の一つとして位置付けられているため、当院と富山県が共同でPRしています。
※ 当院は富山県の「女性医師にやさしいモデル病院事業」にも取り組んでいます。女性医師の方の応募もお待ちしています。

募集要項

  1. 富山型地域医療医師育成システムの総合診療医研修プログラムである。
  2. 初期研修を終了した医師(卒後概ね3〜10年目)を対象に、将来総合診療医として地域医療に貢献する医師を育成するプログラムである。
  3. 3年間の後期研修プログラムが基本であり、当院で十分研修ができない分野(救急医療や希望するサブスペシャリティー等)に関しては、大学病院あるいは富山県立中央病院での研修(3ヶ月)が組み込まれる。また、希望に応じて柔軟な研修計画を立案する。
  4. 給与等は南砺市職員の身分で処遇される。本プログラムを終了後に、当院への就職を希望する場合には、特典(1年間の外部研修等)が与えられる。
  5. 研修中のあらゆる相談(出産・育児等も含め)や研修後の進路に親身に対応する。

一般目標

急性期から回復期、慢性期、更には在宅医療、終末期医療までの一貫した流れの中で、その時々のニーズを的確に把握し適切に対応できる総合診療医の育成を目指す。

  1. プライマリー・ケア、家庭医療学、総合内科学、初期救急医学、医学教育を中心とする知識と技術、技量を習得する。
  2. 患者の特性や場、状況に応じて、臨機の対応が可能な能力を修得する。

研修プログラム

1. 内科総合研修;2年間

  1. 当院の総合診療グループ、脳血管グループ、循環器グループ、呼吸器グループ、内分泌(糖尿病)グループ、腎臓・透析グループ、消化器グループをローテイトし、内科専門領域の標準的診療を身に付ける。
  2. 研修は「屋根瓦方式」で、研修医には指導医がついて責任ある指導を行う。

2. 選択研修;1年間

  1. 地域リハビリテーション研修、小児科研修、外科系研修(一般外科、消化器外科、整形外科)、診療所研修(南砺市立利賀・平・上平診療所)、および院外研修となる。
  2. 院外研修は3ヶ月までとし、身分・給与は南砺市職員を継続する(富山型地域医療医師育成プログラムも活用する)。

3. 共通カリキュラム;3年間共通

  1. 入院カンファレンス(毎週木曜日)、内科カンファレンス(毎週火曜日)、ケースカンファレンス(毎週火曜日)、症例検討会(毎週水曜日)、CPC(年4〜6回)、地域リハビリテーション研修会(毎月第一月曜日)、職員研修会(毎月)等への参加。
  2. 救急研修;上級医師の指導体制のもとで、一般的な救急診療を学ぶ。
  3. 医師当直では、上級医師とのコンビで突発的なニーズに対応できる経験を積む。

4. 在宅医療・終末期医療

  1. 当院の広範な地域包括医療の現場に参画し、地域医療の本質を学ぶとともに多職種との関わりによるチーム医療を身に付ける。同時に在宅での終末期医療も学ぶ。

南砺市民病院 総合診療医研修プログラムの特徴

  1. 疾患への幅広い研修と共に、患者の身体的、精神的、社会的障害をチーム医療での関わりや地域リハビリを通し支援する全人的医療が学べます。
  2. 在宅医療・終末期医療を通し患者・家族のQOLが支援できます。
  3. 認知症診療ネットワークを通し認知症の人と家族の笑顔を支援できます。
  4. 身分保証のついた3ヶ月間の院外研修や3年間の研修後当院に勤務される医師へは1年間の院外研修が可能です。
  5. 南 眞司、荒幡昌久等と共に先進的な地域包括医療が学べます。
    研修終了後も希望されれば、私達とともに新たな地域包括医療モデル作りのため勤務を継続できます。

南砺市民病院 総合診療医研修プログラム

はじめに

南砺市民病院の総合診療後期研修は3年間のカリキュラムである。

後期研修医はその3年間を通じてそれぞれの希望に応じた様々なやり方で継続的に地域包括医療ケアにかかわることが可能である。

南砺市民病院総合診療後期研修一般目標

急性期から慢性期(在宅医療)までの一連の流れの中で、その時々に応じた地域の医療ニーズを的確に理解して、適切な医療を行うことができる総合診療医(Generalist)を目指す。

具体的には、

  1. プライマリ・ケア、家庭医療学、総合内科学、初期救急医学、医学教育を中心とする知識および技術(臨床能力)を習得する。
  2. 患者の特性や場・状況に応じて、臨機応変に対応することができる能力(実践的な対応と問題解決能力)を習得する。

総合診療後期研修概要

南砺市民病院の総合診療後期研修は3年間のカリキュラムとする。

ただし、契約は原則的には、勤務状況を見ながら1年毎の更新とする。

総合診療後期研修は以下の6本柱からなる

  1. 内科ローテート研修(含・癌の化学療法、緩和ケア)
  2. 選択研修[地域リハビリテーション、小児科、外科系、診療所、院外研修]
  3. 共通カリキュラム
  4. 救急研修・外来研修
  5. 在宅診療研修
  6. 初期研修医教育

なお、当院でスタッフとして引き続き、業務を継続する場合は、1年間の院外研修を給与と身分を保証した上で行う。

研修行動目標

  • 患者の求め(ニーズ)を自ら具体的に汲み取ることができる。
  • 様々な医療現場(診療所、病院)で必要とされる技術、知識を理解することができる。
  • 診療所や地域病院内科において一般外来診療を行うことができる。
  • 地域病院で救急当直(外来診療)ができる。
  • 地域病院で入院患者の管理を行うことができる。
  • 基本的な検査(上部消化管内視鏡スクリーニング検査、腹部超音波検査など)を行うことができる。
  • いわゆるcommon diseaseに対して、根拠に基づいた診療を行うことができる。
  • 感染症治療、院内感染とその予防について的確な判断と行動ができる。
  • 研修医、他の医療専門職に対し、適切な教育活動を企画し、実施できる。
  • 在宅医療の導入と展開ができる。病院医療ばかりでなく、地域や家庭を視野に入れた診療ができる。
  • 地域の保健・福祉・介護の資源を理解することができる。さらに、地域の多様な医療専門職の特性と能力を理解し、協力して診療を行うことができる。
  • 地域住民と良好な関係を築き、地域包括ケアを展開することができる。
  • 地域での看取りが安全にできる。
  • 認知症診療ネットワークを活用し、認知症の人と家族を支援できる。

総合診療後期研修詳細

(別表「総合診療後期研修見取り図」参照)

  1. 内科ローテーション研修
    総合診療後期研修医は、以下の内科系診療グループを約2年かけてローテーションする。
    ローテーション期間は、後期研修医の希望と各内科系診療グループの事情により、個別に相談し決定する。
    • 総合診療グループ
    • 脳血管グループ
    • 循環器グループ
    • 呼吸器グループ
    • 内分泌(糖尿病)グループ
    • 腎臓、透析グループ
    • 消化器グループ
    内科専門領域における標準的診療を学び、各専門家との協同作業の重要性を理解する。
    専門各科指導医のもとで、高次医療への参加も経験する。そのような経験を通じて、スペシャリストとジエネラリストのそれぞれの役割や違いについても学ぶ。
    各内科系診療グループはいわゆる「屋根瓦方式」のチーム体制つくり、その中で後期研修医、初期研修医教育を行う努力をしている。各グループの教育体制はグループの実情に照らし合わせて、各グループで責任を持って構築されている。
  2. 選択研修
    総合診療後期研修医は、以下の分野の中から選択し、本人の希望に応じて約1年の研修を行う。
    • 地域リハビリテーション研修
    • 小児科研修
    • 外科系研修(消化器外科、整形外科)
    • 診療所研修(利賀・平・上平診療所)
    • 院外研修(3か月間、給与および身分を南砺市民病院にて保証する)
    診療所研修では地域や社会の中での診療所の果たすプライマリ・ケアの役割を学び、同時に地域における病院の使命や病院総合診療医の果たす役割についても考える。
    院外研修に関しては、3年間で当院プログラムを終了し、その後他施設で勤務することを希望する総合診療後期研修医に対して、その権利として、認める。
    なお、3年間のプログラム終了後も、当院でスタッフとして引き続き、業務を継続するものに関しては、後期研修終了後に1年間の院外研修を給与と身分を保証した上で行う権利を有するため、後期研修中の3か月間の院外研修は選択研修として除外する。
  3. 診療所や地域病院内科において一般外来診療を行うことができる。
  4. 地域病院で救急当直(外来診療)ができる。
  5. 地域病院で入院患者の管理を行うことができる。
  6. 基本的な検査(上部消化管内視鏡スクリーニング検査、腹部超音波検査など)を行うことができる。
  7. いわゆるcommon diseaseに対して、根拠に基づいた診療を行うことができる。
  8. 感染症治療、院内感染とその予防について的確な判断と行動ができる。
  9. 研修医、他の医療専門職に対し、適切な教育活動を企画し、実施できる。
  10. 在宅医療の導入と展開ができる。病院医療ばかりでなく、地域や家庭を視野に入れた診療ができる。
  11. 地域の保健・福祉・介護の資源を理解することができる。さらに、地域の多様な医療専門職の特性と能力を理解し、協力して診療を行うことができる。
  12. 地域住民と良好な関係を築き、地域包括ケアを展開することができる。
  13. 地域での看取りが安全にできる。
  14. 認知症診療ネットワークを活用し、認知症の人と家族を支援できる。

南砺市民病院 総合診療医研修における在宅診療研修

はじめに

南砺市民病院の総合診療後期研修は3年間のカリキュラムである。

後期研修医はその3年間を通じてそれぞれの希望に応じた様々なやり方で継続的に地域包括医療ケアにかかわることが可能である。

南砺市民病院総合診療後期研修一般目標

急性期から慢性期(在宅医療)までの一連の流れの中で、その時々に応じた地域の医療ニーズを的確に理解して、適切な医療を行うことができる総合診療医(Generalist)を目指す。