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総合診療専門研修

最終更新日:2020年8月26日(水曜日) 17時25分

 当院では、総合診療医がその特性を活かし、疾患の領域を問わずに救急・初診外来、入院診療、訪問診療、健診業務などを行っています。救急外来では、全身を評価して問題のある部分を的確に判断したり、訪問診療では、内科領域だけではなく、寝たきりや高齢者に多い整形外科的問題、泌尿器科的問題、皮膚科的問題などにも対応したりして、全人的な医療を提供しています。今や総合診療科は、地域医療の担い手の中心的存在であり、当院には欠かせない存在です。
 2011年度より、富山大学総合診療部の家庭医療専門医後期研修プログラム(日本プライマリ・ケア連合学会認定)である「NANTO家庭医養成プログラム」における主要な連携施設として、後期研修を開始しました。当院の第1期生として初期臨床研修を修了した大浦誠医師(現、内科・総合診療科医長)が同年よりこのプログラムに沿って後期研修を行い、2014年に家庭医療専門医を取得しました。当院は、現在も富山大学総合診療部と連携して家庭医療専門医と総合診療専門医の専攻医研修を行っており、4名の専攻医が在籍しています。また、内科や外科などの他領域においても、大学病院などの専攻医研修プログラムの連携施設として研修を行っています。(富山大学総合診療部のページにリンク

 2018年度に新専門医制度が発足し、各領域の専攻医研修において施設基準が変更となる中、それまで当院への勤務だけで可能であった総合内科専門医などの専門医資格の取得が困難となってしまいました。当院での専攻医研修のあり方について検討した結果、2021年度より日本専門医機構の定める総合診療専門医の専攻医研修プログラムを基幹型研修施設として開始する方針といたしました。現在、日本専門医機構にプログラムを申請中です。(日本専門医機構、総合診療専門医



【総合診療専攻医からのメッセージ】
 「医者人生の中で大きな分岐点の1つが、専門を決める時期だと思います。総合診療科は、専門性がわかりづらく選びにくいという方が多いかも知れません。それもそのはず、総合診療医は、病院の立地や規模などの置かれている状況によってその働き方を変えられるからです。
 私は、南砺市民病院では各科の先生方と総合診療科の仲が良く、外来、入院、救急、訪問診療、患者教育といった、地域で働く総合診療医の全体像を知ることができると感じ、専攻医研修先に応募しました。
 実際、教育熱心で、内科各専門医の先生や総合診療医の指導医の先生から助言を頂き、日々の診療を共に振り返り、次の診療に活かしています。超高齢、独居など生活が容易でない患者さんが多いので、他職種とも密に連携し患者さんが無事に退院したときには喜びもひとしおです。退院後も訪問診療や外来で関係を深め、自宅での生活をサポートしています。
その他にもここには書き切れない良さがたくさんあります。
 ぜひ一度見学にいらしてください!」

宇野仁美(総合診療専攻医1年目)




〇南砺市民病院総合診療専門研修プログラム
〇専攻医募集要項

※現在、日本専門医機構にプログラム申請中です。認定次第、プログラムと募集要項を掲載いたします。 詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。(問い合せ先へのリンク)。



○病院見学について
 個別見学は、病院平日業務のある日はいつでも可能です(休日も相談により可能な日があります)。決まった見学日程は設定しておらず、希望する内容をお聞きしてから見学プログラムを組みますので、数時間単位から数日、数週間の単位までいくらでも可能です。随時受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。(問い合せ先へのリンク)。

○スキルアップセミナーの開催について
 南砺市民病院では、定期的に有名講師を招いた研修会を「スキルアップセミナー」として開催し、院外の学生、研修医に多数参加していただいています。