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1、在宅医療はどんなもの

最終更新日:2010年8月9日(月曜日) 12時15分

病気や加齢によって症状や障害が残った場合、現状では療養病院入院や施設入所を選択しがちですが、対象者が自宅で家族と共に安心し笑顔で生活できるよう、家族や地域住民の協力のもと医療・福祉などの専門職がチームで支援することです。


気管切開、在宅酸素、胃瘻経管栄養での支援(高齢夫婦世帯でも)

脳卒中訪問リハビリテーション事例

1、どのような方が対象者となるのですか

 1)入院の必要はないが、通院困難で医療処置が必要な方
  1.脳卒中、神経難病、認知症終末期などで寝たきり状態の方
  2.自宅で終末期を迎えたいと希望されている方
 2)通院は可能だが、自宅での医療的対応が必要な方
  1.自宅内外での排泄や食事行為など身の回り動作や料理や運転などの生活能力維持向上のためリハビリ介入が必要な方
  2.認知症や精神疾患への介入や家族の指導支援が必要な方
  3.自宅での服薬管理が困難な方
  4.治療食を必要とし自宅での調理が困難な方
 


2、在宅医療ではどのような専門職の方の訪問を受け、支援してもらえるのですか

 基本は対象者への支援ですが、介護家族への支援がとても重要です。
 1)医師;全身の診察、投薬注射、処置など
 2)歯科医師;口腔の診察、投薬注射、処置など
 3)看護師;看護処置のみでなく在宅療養全体の支援、認知症対応など
 4)リハビリ療法士;自宅内外の安全な環境整備と社会参加への支援
  1.理学療法士;体力筋力を向上させ歩行などの能力維持向上への支援
  2.作業療法士;食事や排泄動作や家事など生活能力の維持向上への支援
  3.言語聴覚士;安全な経口摂取やコミュニケーション能力維持向上への支援
 5)精神保健福祉士;認知症や精神障害の方への支援
 6)薬剤師;自宅での服薬管理の支援
 7)管理栄養士;自宅での治療食提供の支援
 8)ケアマネジャー;自宅生活全体の支援サービスを企画、調整し支援



3、在宅医療はどこまで支援が可能なのですか

  本人とご家族が在宅医療を希望されれば、十分な話し合いで決定します。


以下の例のように例外なく支援は可能です。

例;人工呼吸器、腹膜透析、中心静脈栄養、各種経管栄養、認知症周辺症状、癌終末期、在宅看取りなど全て



認知症事例 地域マーケットでの買い物 (住み慣れた地域社会と交流を)

治療食宅配 (治療食宅配で健康と安心と笑顔を届けます)

在宅人口呼吸器管理事例

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