統計解析の勉強会を開催しました。
最終更新日:2016年3月22日(火曜日) 17時48分
患者から頂いた情報(データ)をより良い医療にいかすために
「研究・統計的分析の楽しみ ~意義・体系と事例を交えた解説~」
講師 富山大学イノベーションセンター 特命准教授 黒岩祥太先生
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3月14日に、富山大学イノベーションセンター 特命准教授の黒岩祥太先生に、「研究・統計的分析の楽しみ ~意義・体系と事例を交えた解説~」と題してご講演いただきました。
南砺市高齢者の「助け合い」と「QOL」や当院に入院した心不全(DPC病名)患者の生死/入院日数の分析の事例をもとに、医療における統計的方法をわかりやすく話していただきました。
今後、多くの臨床データを一度に解析しながら、臨床の中に潜む真実を見つけ、それを実際の臨床に生かしていく努力が必要になってくると考えていますが、残念ながら、医療従事者は統計に強い人が少ないのが現状です。これを出発点として、病院内でも統計について勉強し、実際の臨床に役立てる知見をみつけられるようになりたいと考えています。