学会の研究発表で表彰をうけました。
最終更新日:2018年2月21日(水曜日) 11時43分
左:高嶋医師 中央:大西保健師 右:原田保健師 |
1月28日に行われました平成29年度(第72回)富山県医学会において、健康管理科大西保健師が発表した、「病院職員を対象としたロコモ健診の結果から」がポスターセッションの部で優秀賞に選ばれました。
ロコモティブシンドロームは高齢者が介護状態に至るリスクの一つとしてあげられています。当院では今年度より、整形外科医師を中心に、リハビリスタッフ、管理栄養士、看護師などでプロジェクトを立ち上げ、院内や地域に出向いて啓蒙や予防活動を行っています。その取り組みの一つとして、院内の職員への啓発と認識を高めることを目的に全職員を対象にロコモ健診を行い、その結果を性別、年齢別、職種別に分析しまとめ発表しました。ロコモは比較的新しい概念ですので、さらに今後研究を深め、予防活動に行かしていただきたいと思います。
また、原田保健師は、平成29年10月千葉市で行われた第56回全国自治体病院学会で発表した、「A病院の人間ドックにおける精密検査の受診率向上に向けての方策」が優秀演題に選ばれました。人間ドック受診後の精密検査の受診率がなかなか上がらないことに対して策を講じる目的で、精密検査の項目や対象者の背景、健康観などを分析しまとめられました。研究結果を活かし、現在は精密検査の予約体制を構築し運用を開始しているとのことです。
今後も臨床や様々な現場からの疑問などを研究としてまとめ、地域の皆さまにより質の高い医療を提供できるように精進していきたいと思います。