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日本内視鏡外科学会 「技術認定医」 に認定されました。

最終更新日:2018年7月17日(火曜日) 10時29分

日本内視鏡外科学会技術認定制度とは、日本内視鏡外科学会が認定している制度で、同学会の規則により、「各学会の定める専門医制度とは異なり、各関連領域において内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準に従って評価し、後進を指導するに足る所定の基準を満たした者を認定するもので、わが国における内視鏡外科の健全な普及と推進を促し、延いては国民の福祉に貢献することを目的とする。」と定められております。

2004年度から始まった制度であり、特に消化器領域において内視鏡外科に携わる医師のほとんどが取得を目指している資格となります。その審査方法は、手術中に体内の様子を撮影した未編集ビデオを提出し、2人以上の審査員が切除や縫合の仕方、安全性などを評価します。公平を期するために審査員名は非公開で、かつ審査員に申請者名は知らされないで審査が行われます。審査は年々厳しくなっており、現在は合格率2~3割程度となっています。

2017年度の「腹腔鏡下胃切除」を対象とした審査に合格し、技術認定医となりました。当科としては腹腔鏡手術を始めとして、根治性・安全性に十分配慮した上で、患者さんの希望や生活環境に合わせた治療を行っていけるよう、麻酔科医、看護師、その他の専門スタッフとともに日々研鑽を続けております。



外科医師 山崎祐樹