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ドクターカーの取り組みについて

最終更新日:2020年8月11日(火曜日) 18時10分

 南砺市民病院プレホスピタルケアセンター(通称:NEMS・ネムズ)を設置し、救急医療の更なる充実並びに地域住民の救命率の向上及び後遺症の軽減を図り、安全・安心な南砺市の医療体制を確立すべく、医師7名・看護師2名・業務調整員2名のスタッフで令和2年4月6日(月)より「地域密着型ドクターカー」の運用を開始しています。ドクターカーとは、消防機関からの要請に応じて救急現場等に向かい救急医療を行います。医療検査機器や医薬品を搭載し、医療従事者がドクターカーで向かうことにより医師・看護師が要救助者に、いち早く接触し早期に必要な診断や処置を行い、的確な搬送先病院を選択しつつ救急車に同乗し医療行為を行いながら病院へ搬送します。また、災害発生時には、速やかに広域的に複数の医師・看護師等を現場に派遣し人命救助に貢献します。
 今後とも、砺波地域消防組合や関係機関の協力をいただきながら、活動内容を日々検証し出動時間・曜日の拡張や装備を充実し地域医療により一層貢献できる体制・組織づくり、南砺市の協力も得ながら取り組んでいきます。

南砺市民病院副病院長・ケアホスピタルケアセンター長 栗山 政人



ドクターカー

左から医師・看護師・業務調整員