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令和3年度 第3回特定行為研修開講式を挙行しました

最終更新日:2021年7月5日(月曜日) 11時13分


 団塊の世代が75歳をむかえる2025年にむけて未来を支える研修制度として、厚生労働省が保健師助産師看護師法の一部改正により平成27年(2015年)10月より医師の作成した「手順書」により「特定行為」を行う看護師に対しての「特定行為研修」の受講が義務づけられました。
 南砺市民病院では、平成31年2月に厚生労働省より「看護師特定行為研修指定機関」と認定を受け、平成31年4月より当院で研修をおこなっています。当院で受講できる区分は「栄養水分に係る薬剤投与関連」「創傷管理関連」の4行為2区分です。
 この度3期生2名の受講が決定し、令和3年7月1日に開講式を挙行いたしました。病院長から「病院の成長につなげるため人材育成に力を入れている。患者の傍にいる時間が一番長い看護師がこの研修を受けることにより、地域医療への貢献や看護ケアの質向上に期待している。」と激励の言葉が贈られました。研修生からは、「高いアセスメント力を持ち、患者に寄り添える看護師になりたい」「学んだ知識を新人看護師やスタッフ教育にも活かして行きたい」等の抱負が述べられました。
研修は、今年度より7月開講とし翌年6月までの1年間の研修となります。講師は、院内におられる医師や認定看護師、特定看護師など合計13名で構成しており、研修生をバックアップしていきます。
 次年度の研修より、「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」の区分追加を予定しています。これからも特定看護師育成を継続し、より多くの知識の習得により看護師の観察力や判断力、アセスメント力の更なる向上が、地域の皆さまにとって安心・安全な医療、看護の提供に繋がるよう精進して参ります。