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令和3年度南砺市民病院看護師特定行為修了式

最終更新日:2022年7月19日(火曜日) 11時50分

 令和3年度第3期生看護師特定行為研修修了式が行われ、「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の1区分2行為の研修課程を終えた受講生に、清水院長より修了証と徽章が授与されました。
清水院長から、「南砺市地域包括ケアのなかで今後特定看護師の活躍を期待したい。まず、院内でリーダー的存在となり役割発揮を期待する。研修修了はスタートにすぎない、生涯学びを継続していただきたい。特定看護師育成は当院にとっても重要なことであり、これからも病院全体で支援していきたい。」と言葉が贈られました。看護部長からは、「専門領域での疑問や課題に取り組み、指導者の支援のもと学びを深められたこと大変嬉しく思う。今後、他の看護師のモデルとなり活躍を期待すると共に、地域包括ケアのなかで看護の質向上につながるよう看護部としても支援していきたい。」と祝辞をいただきました。

【研修修了者の抱負】
吉田特定看護師
「研修で得られたフィジカルアセスメント能力を活かし患者の異常の早期発見や、栄養サポートチーム内では、栄養量・水分量の管理の知識から医師をはじめとする多職種連携で患者さんの脱水や低栄養に対して早期介入し改善に努めたい。また、得た知識を病棟看護師や新人看護師教育にも役立てたい。」

山本特定看護師
「フジカルアセスメント、臨床推論、臨床薬理などの講義から、行われている治療内容や、その治療に至った医師の思考過程を知ることができ、今後予測される病状変化について今まで以上に理解して対応できるようになった。今後は、医学、看護の両視点から早期介入をおこない、「治療」と「生活」の両面からの支援に貢献していきたい。」

令和4年6月現在、当院には、特定看護師が合計8名となりました。

【特定看護師は何ができるナース?】
・医師の指示の下、手順書により、身体所見及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲内あることを確認し、手順書で決められた行為を実施します。
当院では、傷のある患者さんの状態をアセスメントし創傷処置の介入や、全身状態の観察から重症化予防等に多職種と連携し介入しています。



左:吉田特定看護師、右:山本特定行為看護師