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第一回富山県臨床倫理研究会が開催されました。

最終更新日:2023年9月27日(水曜日) 11時56分







 令和5年9月23日富山県総合情報センターにおいて、「第一回富山県臨床倫理研究会」が開催されました。
 『臨床倫理』とは、患者や家族と医療従事者との間で医療行為判断が一致しないなどの問題に倫理的視点から適切な対応を検討するものです。『臨床倫理』は、医療の本質の重要な一部であり、県内それぞれの病院の情報を共有・交換し、富山県内どの病院でも高いレベルの倫理コンサルテーションが行われるように、清水幸裕院長が発起人となりこの会を発足しました。
 日本臨床倫理学会副理事 稲葉一人弁護士をお招きし、終末期医療の延命治療における対応など全国で行われてきた臨床倫理の取り組みについてご講演いただきました。
 また、富山大学附属病院など6つの病院から臨床倫理活動や課題について発表し、情報交換を行いました。
 今後、研究会は年一回程度開催し、患者やその家族に寄り添った最善の医療・ケアについて県全体で取り組みを共有していきます