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地域リハビリテーション科 理学療法

最終更新日:2019年8月21日(水曜日) 09時58分

地域の皆様が元気に生活できるよう理学療法士がお手伝いします!

「理学療法」とは身体に障害のあるものに対し、主としてその基本的動作能力、身体機能の回復を図るための治療体操、その他の運動を行わせること、及び電気刺激・マッサージ・温熱などの物理的手段を加えることをいいます。


身体機能に障がいをもった患者様に評価、訓練、助言を行い支援します

新しく導入した体組成計 筋量測定など行い訓練に役立てます

パワーリハビリテーションを使用した運動

痛みを和らげるための物理療法

運動療法を行うための機械も設置してあります

関節可動域訓練の一場面

理学療法の対象者
■脳血管疾患(脳梗塞や脊髄損傷など)
■運動器疾患(骨折や腰椎症など)
■呼吸器疾患(慢性呼吸不全など)
■廃用症候群(入院中に身体機能、日常生活動作能力が低下した方)
■がん患者(手術後、化学療法等の治療後の方)
上記の患者様を対象に主治医、リハビリテーション科医師の指示のもと理学療法を実施します。

理学療法の内容
■運動療法
1.運動ができる体作りをするため、関節の拘縮予防やストレッチによる筋の伸長性を改善します。(関節可動域訓練)
2.弱くなった足腰などに対して、運動の負荷量や方法を指導します。(筋力強化訓練)
3.体力の向上や歩行姿勢を改善するために歩行訓練を行います。
4.呼吸機能の維持・管理に呼吸理学療法を行います。
5.病気や怪我などにより低下した体力の改善を図ります。
6.糖尿病などの病気に対しての運動指導を行います。

■日常生活動作訓練
寝返り・起き上がり・立ち上がり・車いす移乗などの動作訓練、歩行訓練、階段昇降訓練など退院後の個々に応じた日常生活に必要な動作の練習を行います。

■パワーリハビリ
マシン機器を利用し、軽負荷の運動を行うことで体力、筋力だけではなく活動性の向上、動作能力の向上を図ります。           

■住宅評価
その方の生活環境(自宅など)の評価を行い、手すりの設置や段差解消など住宅改修の必要があればアドバイスをします。

■生活指導、退院時の家族指導
介護が必要な状態で自宅に帰ることになっても、より良い生活をしていただくためにご本人、ご家族の方への生活・介護指導を行います。

■義肢・装具の適応
歩くときや生活を送る上で必要な義肢・装具などを検討し提案します。

■物理療法
ホットパック、低周波、牽引、マイクロ、渦流浴、超音波など機器を利用して鎮痛・鎮静を図ります。



平行棒での歩行訓練

装具の作成、調整に携わり歩行訓練に繋げます