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地域リハビリテーション科 作業療法

最終更新日:2023年1月18日(水曜日) 15時12分

生活の中にある生きる喜びを支える、作業療法士。

 作業療法士は、人々の健康と幸福を促進するために、医療・保健・福祉・教育・職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療・指導・援助です。
 作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指します。

 (日本作業療法士協会による定義)


作業療法で用いる作業活動の具体例

関節可動域訓練の様子

もの忘れ外来での認知機能評価の様子

もの忘れ外来での体組成計を用いた評価の様子

利き手交換訓練での箸使用訓練(自助具使用)の様子

折り紙を用いての巧緻性訓練の様子

<作業療法の対象>
こころ
統合失調症、気分障害、神経症性障害、ストレス関連障害、アルコール依存症、器質性精神障害、人格・行動障害 など
からだ
脳血管障害、高次脳障害、脳・脊髄腫瘍、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、骨折、切断、熱傷、廃用症候群
発達期
脳性麻痺、脳形成不全、小頭症、水頭症、奇形症候群、二分脊椎、低酸素性脳症、脳炎・脳症・髄膜炎、知的障害、学習障害、多動性障害、行為障害 など
高齢期
認知症、脳血管障害、骨折、骨関節障害、廃用症候群、その他

<研究や学会発表の実績>
日本作業療法学会
◎高齢・重複障害者の院内作業療法に関する予備的研究
◎訪問作業療法における嚥下障害頚部聴診法のチームトレーニングと活用を経験して
◎転倒予防の指標作りー転ばぬ先の○○ー
◎当院の地域連携におけるサマリ活用状況調査
◎当院もの忘れ外来での活動を振り返ってー生活上の問題点と認知症の進行段階についてー
◎家屋評価後の改修と退院後の転倒

日本認知症ケア学会
◎南砺市民病院を中心とした認知症の地域支援

東海北陸作業療法学会
◎認知症集中支援チーム - その時、作業療法士は-
◎当院「もの忘れ外来」における作業療法士の取り組み

全国国保地域医療学会
◎認知症患者の新たな地域支援 ~認知症集中支援チームの活動状況と今後の課題~

富山県作業療法学会
◎もの忘れ外来における作業療法士の役割(第2報)
◎もの忘れ外来における認知症の重症度とアドバイスの関係
◎当院「もの忘れ外来」における作業療法士の取り組み
                                                     など

<取得資格一覧>
介護支援専門員
心臓リハビリテーション指導士
認知症ケア専門士
認知症ケアパートナー
3学会合同呼吸療法認定士
住環境福祉コーディネーター(2級、3級)
AHAヘルス
MTDLP(生活行為向上マネジメント)実践者
臨床実習指導者研修 修了
コグニサイズ促進協力施設認定


 

 

 



 



調理訓練の様子

住宅評価の様子