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お知らせ

395件の情報があります。

  • 井波高校音楽部による合唱

    7月26日(月)富山県立南砺総合高等学校井波高等学校音楽部の10名の生徒さんがデイケアセンターで合唱を披露してくださいました。
    浴衣姿で登場した生徒さんに「あらキレイやちゃー」と感激し、すばらしい歌声にうっとり聴き入っておられました。

  • 10、在宅医療へ、地域の医療機関のあり方は

    在宅医療はかかりつけ医(開業医、診療所)が主体的に支え、その後方支援を公立病院などで行なう体制を基本としますが、高齢化・過疎化やかかりつけ医と公立病院などの状況など地域特性によって発揮すべき機能と連携のあり方に工夫が必要と考えます(資料101)。

  • 9、在宅医療の今後へ、人材確保と育成は

    在宅医療は対象者と家族の「笑顔での生活(QOL)」を支援するものです。病気や障害への対応、生活への支援など医師やケアマネジャーなど医療、福祉専門職が必要です。対象者だけでなく介護家族の支援も重要であり、専門性とともに共感性・協調性など人間性も問われます。在宅医療は個々の専門職とそのチームで支援するため、医師など専門職の確保と育成が重要です。

  • 8、認知症診療を含む地域ネットワーク作りは

    当院を中心に南砺市で先進的な在宅医療を展開していますが、多くの課題も抱えています。一つ一つ着実に解決してゆくことが、高齢化、過疎化、核家族化が進行する地域で「幸せに生涯を暮らせる街づくり」の基礎になると考えます(資料21、62)。

  • 7、在宅医療での家族の係わりは

    家族が自己実現できる生活を継続することが大前提です。その上で、専門職チームの支援のもと、地域の方々の理解と協力を得ながら、家族の可能な範囲で介護を行って下さい。

  • 6、在宅医療と病院医療の使い分けは(メリット、デメリット)

    病院での入院医療は検査、治療などを集中的に行う場合は効果的です。安定期の医療は大部分在宅で継続でき、在宅医療のメリットは生活の場で療養が継続できること(QOLの向上)と医療費が軽減できることです。デメリットは相対的な安心感の低下や家族負担の増大が考えられます。

  • 5、在宅での終末期医療と看取りは

    高齢者の多くが(資料49)自宅での終末期や看取りを希望されています。生まれ育った地域や家庭で、家族や友人に見守られながら穏やかに逝きたいとの希望は当然であり、結果的に死を身近に見て感じることから、現代で希薄になっている死生観の伝承につながります。

  • 4、在宅医療を依頼するには

    最初の窓口は対象者の主治医です。訪問診療などは医療保険で可能ですが、訪問看護ステーションによる訪問看護や訪問リハビリなどを利用するには、介護保険の申請を行い、ケアマネジャー(介護支援専門員)を選任する必要があります。

  • 3、南砺市民病院での在宅医療の現状は

    組織の発揮すべき機能は住民、患者・家族の生活の支援であり、病院内外の組織や専門職とのネットワーク作りと人材育成を目指しています。

  • 2、在宅医療はなぜ必要か

    人間は老いて人の世話になり、世を仕舞うのが当たり前なのです。人の世話になることが家族や社会への最後の貢献になる社会作りこそ、今求められている課題であり現役世代の努めです。

  • 1、在宅医療はどんなもの

    病気や加齢によって症状や障害が残った場合、現状では療養病院入院や施設入所を選択しがちですが、対象者が自宅で家族と共に安心し笑顔で生活できるよう、家族や地域住民の協力のもと医療・福祉などの専門職がチームで支援することです。

  • 高校生1日看護見学

    7月16日(金)、看護業務と看護に対する理解を深め、看護職への進路選択の参考にすることを目的とした、高校生の1日看護見学が行われました。

  • 利賀中学生が激励に

    7月14日(水)利賀中学校より21名の生徒が当院を訪れ、患者様、利用者の方を励まされました。

  • Ⅰ、在宅医療の展開と課題

  • 初めに:地域包括医療・ケアの意味合いと必要性

     「地域包括ケア」と表現されるニュアンスは高齢者・障害者のADL・IADL障害への介護支援的側面が強いのではと思われます。特に在宅での支援を介護職のケアマネジャーが通所介護と訪問介護を中心に構築するものなどが典型でしょうか。