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画像技術科からCTのご紹介

最終更新日:2021年7月8日(木曜日) 16時06分

CT検査の紹介

CT検査の紹介
Q CTではどのような検査ができますか?
頭部 :脳内出血・脳梗塞の有無、動脈瘤等の評価
心臓 :冠動脈狭窄、心機能等の評価
胸部 :肺炎・気胸・腫瘍等の評価
腹部 :肝臓・膵臓・腎臓などの腫瘍性病変や泌尿器系・婦人等の評価
その他:骨・関節などの整形外科領域や解離性大動脈・下肢血管の狭窄などの評価


2020年3月にCT装置(デュアルエナジー型)を更新しました。

大腸と動静脈

腰椎圧迫骨折

心臓の冠動脈

頚部動脈

下肢動脈

Q デュアルエナジーCTとは?
 通常のCTはひとつのX線エネルギーで撮影しますが、デュアルエナジーCTはふたつのX線エネルギーを使用して一回で撮影します。ふたつのエネルギーのデータを使用することで、画像の改善、造影剤の減量、結石等の成分分析などが可能となります。

Q.検査時間はどれくらいかかりますか?
【造影剤を使用しない検査の場合】
■約5分
入室して検査開(検査着に着替えていただく場合があります)

撮影(約5秒間)

画像確認

検査終了後退室

【造影剤を使用する検査の場合】
■20~30分
入室して検査開始(検査着に着替えていただく場合があります)

撮影(約5秒間)

造影剤注射

撮影(約5秒間)

画像確認

検査終了後退室

Q.放射線の被ばくは多くないですか?
 CTを撮影する上で被ばくは避けて通ることはできませんが、診断に影響を及ぼさない程度までに、被ばく線量を極力低減して実施しています。
 また、当院では被ばく線量の最適化のための国内診断参考レベル(DRLs2020)に基づいて、検査部位ごとにおける被ばく線量を低減する技術を備えたCT装置を使用しています。
 被ばくに関する相談や不明点は遠慮なく、CT検査の担当技師にお聞きください。