消化器センター
2014年4月1日に南砺市民病院消化器センターを開設しました
南砺市民病院消化器センターは平成26年4月に開設しました。現在、南砺市民病院には消化器内科医3名、消化器外科医2名が常勤で、消化器疾患の診療を行っています。消化器内科は3名ですが、消化管(胃腸)と肝胆膵のほとんどの疾患の診断・治療が可能になっており、早期胃癌に対する内視鏡的粘膜切除術や肝癌に対するラジオ波焼灼治療も常勤医師2人で積極的に行っています。消化器内視鏡検査に関しては、常勤医3名が施行可能であり、金沢大学、富山大学からの派遣医師と合わせ9名以上の医師が5名の内視鏡認定技師と力を合わせ、拡大内視鏡検査、内視鏡的膵胆道治療を含めた最新の内視鏡検査・治療を行っています。また、超音波技師も検討会を続けながら、高いレベルで肝腫瘍を始めとした消化器疾患診断技術を習得してきました。
消化器外科は腹部疾患の緊急手術を含め、ほとんどの腹部外科疾患に対応して手術を行っています。肝切除など、一部の大きな手術は当院では施行できない状態ですが、そのような手術に関しては、金沢大学や富山大学との連携ができており、スムーズに手術を依頼できる状況にあります。昨年4月から、腹腔鏡手術を多数例経験されてきた新保医師が赴任され、さらに高齢者にも負担の軽い腹腔鏡手術が増えていくものと予想されます。
今後、これら消化器内科医、外科医、看護師、技師がさらに一体化して機能することにより、消化器診療としての質をさらに上げていきます。
なお、2016年には富山大学第三内科と連携し、日本消化器病学会認定施設に、2019年には日本肝臓学会関連施設となっています。
センター長
河合 健吾
副センター長
浦出 雅昭
その他の構成員
丸山 仁
新保 敏史
内視鏡認定看護師 5名、腹部超音波検査技師 4名
診療部 消化器センター
住所:〒932-0211 富山県南砺市井波938
電話番号:0763-82-1475